2023.12.10 07:22始まりの地 香港とマカオへ③朝、6時半。2時間程度の時差ならほぼ感じず、翌日から日本と同じ時刻に起きことができた。外はすでに晴れていて明るかった。初日の夜はまあままよく眠れた。どうやら深夜にこの宿に到着した客がいたらしく、部屋の外で話し声が聞こえ、夜中にはいびきまで聞こえてきた。しかし私が起きたときにはすでに出発していたようで、数時間の睡眠の後にずいぶん忙しく出ていった客がいたようだった。しばらくぼんやりした後、朝食を調達がてら、7時過ぎに散歩に行ってみることにした。隣の部屋のSさんはまだいるのかどうか分からないが物音がしないのでそっとしておくことにした。宿の道向かいはビルの間にすっぽりとはまるように「九龍公園」が広がっていて、ぼくは入ってみることにした。
2023.12.09 13:49始まりの地 香港とマカオへ②空港からバスに乗り、地下鉄のターミナル駅に到着。そこから地下鉄に乗り、市街地へと向かった。ゲストハウス最寄り駅の手前2駅で下車。いよいよ香港の街だ。「ネイザン・ロード」と呼ばれるメインストリートに出口は面していて、駅を出た瞬間から喧騒が始まる。
2023.12.02 22:58始まりの地 香港とマカオへ①いつかは行きたいと思っていた。「いつか」なんていう、「いつ来るかも分からない」のん気な表現をするくらい、私にとって香港は優先順位の低い旅先であった。しかし。元々行きたかったブルガリアの経由地が香港だったということ。そもそもブルガリアへ行く日程が取れないこと、時期的にも航空券が高額なこと。そこに急浮上したのが香港だった。そういえば愛読書、沢木耕太郎さんの著書「深夜特急」の旅のスタートが香港だった。本の中の実際の旅からは50年は経過していて近代化している面が大きいが、実際にこの目でいつか香港の喧騒を見てみたいと思っていた。「いつか」が本当にやってくるか、やってこないかは自分次第。いつかやりたい、行きたい、と口にしても実際には行動に移せないことも多い。タイミ...