この記事内の動き
八ヶ岳「行者小屋」出発10:25〜赤岳山頂11:55〜お昼〜中岳13:15〜行者小屋帰還14:15
行者小屋から、いざ赤岳へ登り始める。
10年以上前、どこかの高速道路を走りながら、快晴に聳える八ヶ岳を眺めたことがあった。
登山ができる山だ。
行ってみたいなあ。どうやったら行けるんかな。色々道具が必要なんだろうな。
そんな風に思いを馳せた記憶がある。
今から思えば実際に行こうと思えば行くことができる場所だった。
当時の知識や勇気のなさが、行動を阻んでいた。
今のオレならやりたいことはなんでもできる。
けれども同時に抱えるものも多くなった。
65リットルのグレゴリーのザックにそれらを詰めて、あの時見つめた山に立ち、
一歩一歩、
前へ、
上へ、
山頂へと進む。
Kさん、急激な登りで、ペースダウンする。
背後を振り返ると、行者小屋があんなに小さい。
また階段が出てきて、
「階段、苦手なんだわ〜!!」
とKさんの苦しそうな声が八ヶ岳登山道に響く。
山頂が見えてきた。
なんか似てるな。
ようやく稜線へ出る。赤岳と中岳方面に分かれる分岐地点。
左へ行くと、赤岳。
右へ行くと中岳。
中岳と阿弥陀岳が望める。
赤岳山頂を目指す。(写真右上の岩山)
稜線からの眺め。
赤岳の核心部に入った。がれ場登り。
例え小さな石でも落石させてしまうと、後続の登山者を危険な目に合わせてしまうため、最新の注意をして登る。
次なる分岐点。
いよいよ山頂へと続く梯子が現れた。
上りきると、
登山が大好きな「クソ野郎」たちが集っている。
山頂の標識。
2899メートルか。
生憎、頂上は雲の中に入ってしまい、眺望はない。残念・・・。
記念撮影後、昼飯を食うために場所を探して少し進んでみる。
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