韓国ソウルからウズベキスタンの首都、タシケントまでの飛行機内のことはもうよく覚えていない。
久しぶりに恋愛映画なぞ見たのだけど、これがとても良かった。
最後は悲しいながらも未来を感じる終わり方で、作品、そして映画としてとても好感を持つことができた。ヒロインの韓国人女優が美容整形していない目も綺麗だった。(今回の旅で、中国人、韓国人の方で、違和感のある、すぐわかる二重整形の方を多くみて、自然ではないなあ、と感じていた)
ここからが勝負だ、と自分に言い聞かし鼓舞する。
無事に初日の予定をこなすことができるか。
入国前ホールにその窓口を発見したが、入国後のほうがレートが良いと踏む。
10000円を両替すると70万スムのようだ。
レートは悪い。
この時は、思考が半ば興奮状態だったので冷静に対価を考える余裕がなかったが、あとになってこの両替額で換算すると、1000円が7万スム。100円が7000スム。
まずは単純に現地通貨から0を2つ取ればだいたい日本円と考えていたが甘かった。
次に現地シムカードを手に入れなければ。
情報では「ツーリスト・インフォメーションセンター」が到着ホールにあるとのことで、すぐに見つかった。
インフォメーションセンターとは名ばかりで、実際には「SIM屋」と化している。
そして次だ。シムの電話番号を確認し、タクシーアプリ「Yandex」に登録する。
だとすると第二案。宿まで45分、歩く。これが実は濃厚かもしれないと思っていただけに、私はあっさりそうすることにした。トレイルランニングで少なからず鍛えてきた体だ。それくらいはトレーニングの内だ。
見た目は大通りで、白線なんてないが片側2車線はあろうかという広い道路。歩道を行く。
誰か着いてきてやしないかと後ろを用心して振り返るが誰もいない。前も誰もいない。道は合っているのだから、とにかく進む。いや、合っていてほしい。
子供の頃に近所にあった、まさに「商店」だ。
店内は日用品を中心に飲み物、お菓子、パンなど色々売っていた。値札があり、物価もよくわかる。
レジにはおばあさんが座っている。
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