I'm in Myanmar. But!!!! I ate pasta in Bagan... I don't really like spicy food. Sorry , NanNan and Cy...
I found a temple after sunset. The temple in Bagan was really more bigger like castle than I expected.
It looked ...like a Devils Castle. but that was certainly a temple . weird for me.
That meant the world I didn't know.
I met some people who are traveling by themselves here. I tried to talk with them. Things will change if you take action.The action makes your trip great,alway. Japanese don't speak English ,but I try to do it. The action have made my world wide...
〜 バガンに到着し、オレはチャリで夕日を観に行った。
夕闇が訪れていた。町に戻ろうとチャリをこぎだしてけれど、何か不気味な建物が見える。
すぐ近く、いや近くに見えるだけだろうが、ライトアップされた、城のような建物だ。
あたりは暗闇だが、アイフォンのライトをつけ、キーコキーコと行ってみる。
パゴダというのは、ヤンゴンやマンダレーのような、円すいの形をしたものかと思っていたが、近くまで来ると、それはヨーロッパの城にも見える。
日没後だからか、観光客はほとんどおらず、参道の両脇にならんだお土産屋から
「オニーサーン、
スーベニアー、
バイー」
と、お土産買って行ってくれの声が聞こえる。
なぜ、オレが日本人だと分かる??
しかもこの暗さの中で。
韓国人か中国人かもしれねーだろ。
くそ〜・・・。
それにしてもこのパゴダ、圧巻の一言だ・・・。
周囲に人気がないせいか、その静けさも手伝い、闇の中にオレンジ色で浮かびあがるその姿はまるで「悪魔の城」のような気配でそびえている。
中には、金色の仏像が鎮座し、こちらをジッと見つめていた。
「日本から来た者です。これから三日間、バガンでお世話になります。」
日本式だけれど、両手を合わせてお参りしておいた。お参り、という表現が正しいかは分からない。
ここは、「ティーンミーロー寺院」。
寺院内部には東西南北の四方に仏像が置かれている。
数少ないライトアップスポット。そこにバガンに来て最初に訪れたもんだから、その圧倒的な建築美の壮麗さに言葉を失う。ここは本当に仏教の寺院なのか? 城じゃねーのか?
雨季はこんな感じらしい。↓
門を出て、参道を戻りながら何度も振り返り、その建物を見つめた。最初の観光で訪れたここは、バガンの鮮烈な印象をオレに与えた。
帰路。 真っ暗で、ほとんど道が見えない・・・。
アスファルトなんだけど、凹凸の激しいかなりの悪路。おまけに車はスピード落とさず走り抜けていく。安全を確保するため、一日の仕事を終え家路へと着く、パッカパッカと馬の足音響かせる観光馬車の後ろにぴったりつく。加えて、アイフォンのライトをつけて後続車に存在をアピール。ひかれたくないからな・・・。
通りに面して存在するパゴダ。↓
そうだった、オレは日本の夜の明るさを想像してしまっていたわけで、ミャンマーの人の暗さの見え方とは違うのだ。
ようやくピンサルパゲストハウスまで戻る。
「フミヤさん、道暗いよ。日本と違うよ。こっちは暗いよ・・・。」
「そう? でも、アナタ、帰ってこれたじゃない」
「・・・。」
次は、絶対ライトを持っていこうと決めた・・・。クロスバイクに付けている日本製のむっちゃ明るいライトを・・・。
フミヤさんがロビーでタバコを吸っていいというので、客ではないがピンサルパゲストハウスに入らせてもらう。
一人、そこでタバコを吸いながらケータイをいじっている女性客がいた。
日本人・・・に見えたがちがうようだ。
フミヤさんが言う。
「彼女はネ、香港の人だヨ。中国って言ったら、違うヨ香港だよ、って怒られたヨ、ワタシ」
彼女と席をひとつ挟んで、オレとフミヤさんが座って、しばらく話しこんだ。バガンについて聞ける情報は何でも仕入れとこうと思った。
何かの話の時に、フミヤさんが香港の彼女に英語でたずねた。彼女は英語で返す。そこにオレも混ざる。
どうやら一人旅をしているらしい。昨日の朝までは日本人がいたので、一緒に行動していたとのこと。年齢も同じくらい。笑顔をよく見せ、話もしやすい。穏やかな性格なようだ。
フミヤさんが宿泊客の対応に行ってしまったので、オレはそのまま彼女とそこで話し込んだ。
お互い、どんな経路でバガン入りしたのか、どれくらいミャンマーを旅しているのか等、一人旅同士の情報交換。
20〜30分ほど話し、腹もすいたので夕飯に一緒に行くことにした。
フミヤさんによると、すぐそこ30mほどのところのレストランがおいしいとのこと。お互いにいったん部屋に戻って、一休みしてから行ってみることに。
その後、彼女がオレのゲストハウスまで迎えに来てくれ、そのレストランまで行く。
中は、欧米人で混雑していた。人気があるようだ。
通りに面した一番外側のテーブルに座る。
メニューを見ると納得。パスタやピザなど洋食がたくさんある。ミャンマーに来てからろくに食えていないので、助かった、少しは食べ慣れた味が食えそうだ。
彼女の名前はミミ。
ミャンマーは二週間も旅をする予定で、もう10日間くらいいるそう。バガンは4日間で、明日の午前中のバスで「モンユワ」という町へ移動するそう。
明日の早朝、バガンの最後に、もう一度朝日を見に有名なパゴダに行くというので、一緒に行かせてもらうことにした。
彼女は、過去、東南アジアの国はすべて回ってきたという強者女性バックパッカーだ。仕事は、フリーで映像関係の仕事をしているという。なのでプロジェクトが終わるとそこで契約は終了、また別の仕事をするという。そのため仕事も休みも不定期だが、休みは長期で取れるため、旅には行きやすいと話した。
インドも三ヶ月間も滞在したという。お腹は壊さなかったのか、体調は大丈夫だったのか、女ひとりで大丈夫だったのか?とたずねると、
「初め、ちょっとお腹壊したけど、そのあとは大丈夫。その時は、男友達2人と、3人で行ったの。でも彼ら、かっこよくないから、うん、それがちょっときつかったね。」
と言って苦笑い。
オレが頼んだのは、パスタのカルボナーラ。
後で日本の後輩に、「ミャンマー行ってカルボナーラですか?」と苦笑されたが、他に食えるものがないんだからしょうがない。
それにカンボジアのパブストリートにあるレストラン「レッド・ピアノ」でカルボナーラを食べて、あまりのおいしさにカルボナーラが好きになったという経緯があって、バガンでも食べてみたのだ。
出てきたカルボナーラはちょっとパサパサしてはいるものの、ミャンマーに着いてからというもののろくに食べていない腹には十分過ぎるほど美味く、「うまい、うまい」と言って食らった。
それを見てミミは、
「私はミャンマーの料理は大丈夫だけどな」
と平気な顔で言う。
くそう、さては香港料理もカラいな。。。
と、話しながらオレは店内に日本人の男性がひとりいることに気付いていた。
さっき、いったんゲストハウスに戻る時、道の反対側を歩いているのを見て、日本人がいるなあと思っていたけれど、同じレストランに来ていたのか。
オレもひとり、あちらもひとり。
海外ではたまたま日本人に合うと、話しかけても大丈夫だろうか? と考えることもなく持ち前のコミュニケーション力で挨拶程度から深い話までいつも日本人には話しかけている。
その彼が店を出るのを見計らって声をかけた。表情の柔らかい、落ち着いた印象の彼。名前はKさん。どうやら、気は合うタイプのようだ。
バガンは四日間いるが、最初の二日間は体調を壊して、下痢に嘔吐で寝込んでいたそうだ・・・。きついな、それ・・・。
よって今日が実質初日だという。明日の夜には、ヤンゴンへ夜行バスで向かい、日本へ帰るという。
これも何かの縁、というか、勝手にオレがつくった縁。縁は創れる。
明日の夜、バガンを去る前に夕飯を一緒に、という約束をすることができた。
オレは、利害関係の発生しない初対面の人とは、気も使わないし、緊張もしないため、積極的に話すし、相手のことを知りたいと思う。他人の人生を知ることはオレにとって大変興味深いことだから。
それを最近、流行りのコミュニケーション力と言うのか知らんが、海外でも日本でも、知らない人によく話しかける。登山で会う人ともそうだし、どこかの観光先でもそうだし、ホテルでも、空港で入国で並んでいる時も前後に日本人がいればここぞとばかりに話しかける。だから結果的に人助けというか困っている人などを助けて感謝されることもある。本人は勝手にしているだけなのに。そして、ごくまれに煙たがられる。笑
それでもオレは社会人になる前は人一倍恥ずかしがり屋だった。
声も小さくて、下ばかり見て歩いていた。そのため猫背。無口。
けれど仕事もプライベートも人を相手に、一般的に経験しないだろうと思われる場面とその場数をこなしてきたらこうなった。笑
でも、そんな行動が、今この旅を、ただの旅で終わらせない力になっているのだと思う。
いつも、「で、お前はそれでいいのか?」「で、どう思うんだ?」と自問自答しているような気がする。 その答えは行動することでしか得られない。
そんなこんなで予定ができた。 まずは明日の早朝、ミミと朝焼けを観に行くことになりました。
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