2016.10.18 02:21カンボジア⑩ ラピュタに降り立つ。プリア・ヴィヘアは、山の頂にある。その山の麓に、チケット売り場と駐車場があり、そこから専用車に乗り換えて遺跡へと向かうことになっている。 すぐ前を走っていたハイエースもここへ入った。どうやらツアー車のようだ。下りてきた客を見ると、日本人だ。カップルと男性ひとり。 オレは、どこのどんな国にいても瞬時に日本人だと見分けられる能力がある。・ ・・当たり前か。 顔つきとファッションでたいてい見分けがつくもんだ。 駐車場を見渡すと、もう一組日本人客がいるようだった。20代と見える女性2人に男性ひとり。お互いに敬語で話し合っている。しかし楽しそうだ。 ・・・・。これはオレの毒舌の出番かもしれない。 おめーら、どうせ日本人ゲストハウスで知り合って、「あいのり」ばり...
2016.10.18 01:56カンボジア⑨ ミスターマオを怪しむ。(見た目も怪しいし) 朝、7時にホテル前でミスターマオと待ち合わせることになっていた。 5分前に玄関を出ていくとロータリーに彼の姿がまだない。 待っていると他のトゥクトゥクドライバーがハローと陽気に寄ってきて、どこへ行くのか、と営業トークが始まってしまった。 「いや、7時にマオを待っているんだけど、知ってるかい?」 と聞くと、 「ああ、あいつならもうすぐ来ると思うよ」 との返事なので、トゥクトゥクドライバーたちに混ざってカタコト英語と日本語で談話。 するとマオがやってきた。 「ソーリー。でもユー、今6時59分だ。遅刻じゃないよな」 と言ってスマホ画面の時刻を見せてガハハと笑った。 今日はトゥクトゥクでは...