There are some area , Old Bagan , New Bagan , Nyaung U Village ,Myinkaba Village and Minnsnthu Village in Bagan.
The guest house I stayed was in Nyaung U. The place is a sightseeing base for backpackers.
There were no road signs so I got lost a lot. We need Bagan map…
Please make some signs for tourist… I wonder if what they use a expensive Bagan Area Fee for…
Plus, some stores and people in the temples try to rip us off ... but the talk sounds interesting.
But!! we can meet Bagan's Beauty sometimes there!!
ミャンマー北部、遺跡の町バガンは、主にオールドバガン、ニューバガン、ニャンウンウー村、ミインカバー村、ミンナントゥ村の五ヶ所に分かれている。
オレが滞在するのはニャンウンウー村。ゲストハウスやレストランが集まり、バックパッカーたちの観光拠点となる場所だ。
そして、なぜニューバガンとオールドバガンとに分かれているか。
城壁に囲まれた区域がもともとバガンと呼ばれていたらしいが、遺跡保護のためにそこに住んでいた住民をすべて新たに作った町に移動させたとのこと。
そこが字の通りニューバガン。
区画整理された碁盤状の町となっている。
Eバイクで調子よく走り出したはいいが、何度も現在地とパゴダの場所を地図で確認する。
「地球の歩き方」の他に、バガンの大きくて詳しい地図が載っている「るるぶ」を地元の図書館で借りて持ってきたのはいいが、地図で距離が分かっても現地の距離感が掴めない。なにせ標識もなければ、見渡すかぎり同じ景色。砂漠、木々。
オールドバガンエリアの「アーナンダ寺院」にまず行きたいのだけど、うーん、とりあえず見かけたパゴダには全部立ち寄るか。
大通りは早朝にサンライズを見に一度走った道なので、おおよそ覚えている。たまに地図が読めない、道が覚えられない、という人もいるんだけど、オレの「アウト」なところなのか、それを「能力」と言っていいのか、一度見た顔は覚えているし、一度通った道も忘れない。
電車に乗った時も、満員電車でない限り、車内見える範囲の人の顔は無意識に全て見る。そして忘れない。
だからたまに次に見た時に覚えている。みんなそうだと思っていたら、どうやらオレみたいなやつは珍しいようだ。
本日最初の、パゴダ。
名前は分からない。黄金色に輝いている。大型バスやら車が何台も停まっていて、人でごった返している様子が道路から見えた。
寄って見るか。
バイクを停める場所が分からず、お土産屋が並んでいる隅っこに停めさせてもらう。
外国人の姿はほとんどない。
サンダルを脱いで中に入る。
きっとミャンマーの人々だろう、多くの人々がパゴダに出入りし、ひざまずいては何度も祈りを重ねていた。
思えば、マンダレーからバガンへバスに乗ったけれど、あの時乗っていた荷物をたくさん持ったおばさんたちは、バガンに「観光」という意味ではなくて本当の「お参り」をしに向かったんじゃないか、と思う。
そうなんだ、オレたちなんかよりも、彼らは信仰が深く、そして厚い。
それは世界的にはごく普通のことで、日本が異常なだけなんだとオレは旅をしてきて知った。
次に立ち寄ったパゴダ。一台のバイクが停まっているのみで、他は誰もいない。
そしてその一台のバイクは、なんと日本人の方。
オレとその男性、こんなところで、たまたまばったり日本人2人。
仏像様に見下された場所だが、話しかけてみた。
彼は、友人と2人で正月休みを利用してミャンマーを弾丸旅しているとのこと。バガンの観光ができるのは実質今日だけだが、友人が朝焼けを観に行って寒さからか体調を崩し、下痢に嘔吐でゲストハウスで寝込んでいるらしい・・・。
「きっと食べ物でしょうね」とオレが言うと
「いやあ、同じもの食べてたですけどね。俺もあとで(下痢、嘔吐が)来るのかかあ。やだなあ。」
「もし、食べ物だったらもう来ててもおかしくないですよね。友人の方は疲れもあったんでしょうね」
「うん。でも俺も観光したいんで、とりあえずそいつを置いて、午前中だけでも観光しようと思いまして。で、いったんお昼にまた戻って、そいつの様子見てみようと思ってます。回復してたら一緒にまた観光できるんだけど。明日の朝の便でヤンゴンに戻って、すぐまた日本へ戻らないとだから回復してくれるといんだけどな」
その方とは、そこでお別れしたが、また偶然にも夕暮れのパゴダで再会することになる。
もっと言えば、日本へ帰ってきて気付いたけど朝焼けの動画にも写っていた。その後体調を崩す友人の方と一緒に。
どうやらすぐ2メートル先に座っていたようだ。日本人の方がいるなあとは思っていたけれど、こちらもミミがいたので話しかけはしなかった。
「アーナンダ寺院」
さきほどのパゴダで物売りをしていた男性に道を聞き、到着。
門を入って、それが視界に入った瞬間に、ここは城か? と思うほど仏教建築とはかけ離れていて、外壁は白い。
もはやゲームの世界ですな。
ガイドブックによると、「バガン建築の最高傑作」とのこと。
中に入ると、東西南北の四方向すべてに10メートルもの巨大な黄金の仏像が立っていて、その足元では皆が膝をついて祈っていた。
ラスボス感がハンパない。
敷地が広大なため、多くの観光客が歩き回っていても混雑さを感じさせない。
その後、ガイドブックに載っている壁画が見たくて「ローカテイパン」という寺院を探して走り回るが、いっこうに見つからない。
バガンを走っていて気付いたが、修復中の寺院、パゴダが多い。どうやら数年前に大きな地震があり、その修復をしているようだ。
小さなパゴダでは中に入れないものもあり、「ローカテイパン」もその中のひとつだったようだ。
滞在中、ガイドブックに載っている壁画鑑賞を目的にパゴダ巡りをしたけれど、小さなパゴダにはどれも修復中で中には入れなかった。
「タビュニ寺院」
バガン随一の高さを誇る寺院。61メートル。
ここでは、ミャンマーの若者、まあ、不良というかヤンキーというか、そんな感じの若者を見て、微笑ましくなる。
「考古学博物館」
滞在中は、休館。
地図にも載っていない、名もわからないパゴダにいくつも立ち寄る。
「祈る」姿は、とても美しい。
ミインカバー村に入る。
「マヌーハ寺院」
ここで、本日の事件が起こった。 というか、起こした・・・。
通りを走っていると、一際賑わっている寺院が目に入った。大型バスが数台、路駐でも数台 それに 車、バイク、馬車、そして照りつける日光を避けるように大きな木の下に固まるお土産屋の数々。
さっそくバイクを停める。
水沢観光バスも来ている。 群馬か?
お土産屋の混雑の中を通って、入り口へ来た時にお土産屋の女性に声をかけられた。
お約束の、「何か買っていって」だろう。彼女は、大きなかごを腕にかけて、その中に新聞紙に包まれた何かをいくつも入れている。
でも、、、
そんなことよりも、、、
この女性が、ものすごい美人なことに気付く。
本当に、ただの物売りか?
裏に恐い人が付いてるんじゃないか?
買う気なんてないのに、
「じゃ、、じゃあ、ちょっとかごの中、見せて」
と言ってしまうのはオレの優しさか、弱さか、、、
それとも下心(エロ)か。
売っている物は、どうやらお茶碗やお盆やら小物入れらしい。
そういえばこの村は「漆器」で有名だと読んだ気がする。
でも、そんなことよりも、
この女性がほんとうに美人なことを再確認する。
といってもまだ寺院さえ見てないので「またあとで見るよ。」と軽くあしらった。
よかった、オレの理性はまだ残っていたようだ。
が、しかし!
サンダルを脱いで、寺院の敷地に入ると、なんとさっきの女性がカゴを置いてこっちへ小走りでやってくるではないか。
今度はなんだ??? と思えば、
「この寺院は広いから案内するわ。こっちよ」
と言って勝手にガイドをし始めた。
あ〜、そのパターンか。ガイドするから何か買ってねパターン、だ。
インドでさんざそのパターンには出会った。でも彼らもお金のために必死にやってくれる。だからちゃんとそのお土産が気に入れば買ってあげた。
インドではどこもオッサンばかりだった。でもバガンでは、お土産屋はどこも女性ばかり。
今回、、、なんと、美女だ。
オレは、勇気を持ってたずねた。
「あのう・・・、
オプションで、手をつなぐ、ってありますか。」
キョトンとする美人。
・・・文化が違うからか、理解してもらえない。
いや、 例え同じ文化でも理解してもらえないに違いない。
「隣りで一緒に歩いてくれるだけでもいいか」とオレが思ったかどうかは定かではない。
寺院をぐるっと一周案内してもらったが、その人の話に聞き入り、あまりに綺麗なので何を見たのか記憶にない・・・。
撮った写真は寝仏のこれ一枚。ここでも色々解説してくれた。
有名な寝仏と共に。
まあ、観光写真なんてガイドブックでも見れる。
で、一通り見終わったあとやっぱり、
「おみやげ見ていってくださいね。」
と言う。
「もちのロンですよ。なんなら全部買いますよ。あなたのハートもね。今夜食事でもどうですか。ニャンウンウー村のレストランで。」
キマった・・・。 完全に、キマった・・・。
と思ったが、オレが日本語でそう言って彼女が理解できず困って目をパチパチするのを見て、ひとり、罪悪感に沈んだかどうかは定かではない。
とにかく「分かりました。じゃあ見せて」と言うと、彼女はまた小走りでかごを取りに行き、戻ってきた。この客を逃す手はないと思ったのだろうか。
「暑いから、あっちで」
と彼女は指差して、寺院内の、屋根のある休憩所のようなベンチに連れて行かれた。
彼女はそこで、かごから商品をいくつか出し始め、
「これはどう? こういうのもあるわ。 デザインや色もいくつかあるの。」
とベンチに並べて必死に説明する。
オレはそんな彼女の様子を見ていて、
「なんて健気なんだ、
もうアナタのこと抱きしめたいデス。
なんならアナタの人生について話してクダサイ、
アナタのことガ〜 好きダカラ〜」
という気持ちしかなかったかどうかは定かではない。
そんな癒やしの空間にひたっていると、どこからか大阪のおばちゃんそっくりな、太ったダミ声のおばさんがやってきた。
なぜ、パンチパーマ(風)の、大阪おばさんがここに?
ここ、ミャンマーだよな?
大阪おばさん、彼女の代わりに説明し始めた。
「これとこれでこの値段よ。その値段なんかじゃダメ」
すげー高い値段言ってきやがる。
そういえば、こういうのを日本では「デート商法」という悪どい手だ。
男の性を逆手に取った詐欺まがいの行為だ。
美人を使って男を呼び出しておいて後から強面の男を出してきて宝石を買わせるという、昔ニュースで見た手だ。
ここバガンでも、そんな悪どい商法があるとは。まんまとひっかかったぜ。
ここは強気に出ておこう。
大阪おばちゃんに強く言う。
「あのさ、今、オレ、この人から買おうとしてるの。ちょっとだまって。この人と話させて。誰なのユーは?」
すると、おばちゃん、この世の終わりを招くような、とんでもないことを言い出す。
「大丈夫、私はこの子の姉よ」
「・・・・・。」
瞳を閉じると、オレの右のこぶしがプルプルと震えだした。
おばさん、、、
それはダメだろう・・・。 ダメだよ、そんなウソついちゃ・・・。
顔もまったく違うし、年齢も20歳以上離れているだろう。
せめて娘って言ってくれよ・・・。
ドラえもん体型のこのおばさんと、モデル体型のこの美女が、
姉妹の訳ねーだろう!!
・・・と、なりかけて、オレは目を開けた。
姉妹だなんて。。。そんな現実は認めん。
「い、、、いやいや、いやいや、それはウソでしょう。」
もしかしたらこのおばさん、日本のようなギャグのつもりかもしれないので、一応ツッコむ、が、
「ノー。 シスター」
おばさんは、眉間にシワを寄せ、険しく厳しい表情で姉だと言い張った。
よし、スタンドを出そう。 やっちまおう。
「ザ・ワールド! 時よ止まれ!」
とにかく姉だというおばさんのボケに、
「なんでやねん! 全然似てないやんけ!」とツッコんで笑いをとりたいところだ。
が、しかし、ここはミャンマーのバガン。そんなツッコミが通じるとは思えない。
さらにおばさん、
「シスタ〜 、シスタ〜」
と、調子こいて繰り返し言う・・・。
コノヤロウ・・・。
まったく、
人をイライラさせるのがうまい奴だ・・・。
落ち着けオレ、そうだ、深呼吸だ。
姉妹の訳がねえ。
何よりアンタが来たら、この子がオドオドし始めているじゃないか。
ん? オドオドしている??
あ、そういうことか。
もしかするとこのおばさんは、ここの寺院のお土産屋のボスかなんかで、お土産売りの女性を雇って売らせているのかもしれない。で、そのひとりが客を見つけたもんだから駆けつけた、と。
「いいから、この子と2人で話させて」
と、もう一度強く言うと、おばさんは「オーケー、オーケー」とフリーザと化したオレを落ち着かせるかのように両方の手のひらを見せ、どこかへ行った。
再び、交渉するがやっぱり言い値をなかなか曲げない。ここの物価でそんなに高いはずがない。といってもひとつ400〜500円程度。まあ、バガンのおみやげには悪くはない。
一応値切ってはみるが、3つ買えば安くする。4つ買えば・・・、と食い下がる。
そんなにいらないんだ、と言ってもダメだった。
そこでオレが閃いた案は、「じゃあ、買うから君の写真を撮らせてくれ」だった。
すんなりOKだった。先に金を渡すと逃げられる可能性もあるので、じゃあ、こっちで、と言って立ってもらった。
この女性、撮られ慣れているような髪のいじり方やポーズをする。
こっちも、さっきの大阪のおばさんの登場で動揺を隠しきれず、慌てていたので、レンズを変えたはいいが、ピントなり構図なり、露出補正なりいちいち撮った写真を確認できなかったので直感で数枚だけ撮る。
見返すと、足りない部分があってちょっと残念。
結局、お盆と小物入れの2つを日本円で800円ほど買う。
装飾は凝っている。バガンならどこでも見かける物だけど、ここで買ったということが一番のおみやげ。
彼女、ものすごく嬉しそうな表情をしていたので、高く売れたと思ったのかもしれない。こちらとしても、まあお土産と写真が同時にゲットできて満足。
そのあと、バイクに戻ろうとしていたら今度は別の物売りの子につかまる。
またか。
日本人と分かるとすぐ寄ってくる。
立ち止まると余計にうるさいので、歩く。
「ねえ、ロンジー買って」
この子はずいぶん若いようだった。まだ16、17の年齢だろう。ずっと付いてくる。
顔はAKBにいた板野友美に似ていて愛らしい。
また美女リフレか?
犯罪になってしまうじゃないか。
でも、今度はだまされねーからな。
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